最後になりました。ここのグループは、まあオカルトっぽい人達です。
ですが具体的に考えるとなかなか難しいものを含んでいます。
ここの定義の一つに『行動に影響し、文化的規範に合わない奇異な信念、または魔術的思考』というのがあります。
例えば、自分は宇宙人と電波で交信できるとか、うちの洗濯機は電気がなくても私の『フォース』で動かすことが出来るとか、現世より霊界に友人が多いなどを真顔で語り、その信念に基づいて行動する人がいたら、統合失調性人格障害の可能性を考えるべきと思いますが、「私はわりと見える人なんです」とか「病人はへたな医者に見せるより祈祷師に任せるべきだ」、「このあいだUFOを目撃した」、「私は豊臣秀吉の生まれ変わりだ」、「赤いパンツを履くとかならずファイターズが勝つ」などでしたらどうでしょう。
やはりちょっとおかしいと考えるか、単に信心深いとみるか、このようなことを変だとして掲げる私自身が偏狭な合理主義者であるだけなのか、境界を引くのは難しいのです。
平安時代の貴族は「方違へ(かたたがえ)」として向かう方向が縁起悪いとき、わざわざ前の晩に違う方向の知人宅に一泊してから、目的地に出発したそうです。もちろんこれが平安時代の「文化的規範」なわけですから、このときの貴族が統合失調性人格ということにはなりません。
ですが21世紀の今、それも北海道で友達が「方違へ」のために明日一晩とめてくれ、と言ってきたら、ちょっと友達関係見直そうかなと思うかもしれません。じゃあ、平安時代から平成時代のあいだの、どこに境界線を引くべきなのでしょうか。
また、ひょっとしたら京都あたりでは「方違へ」とかいろいろ古い風習が残っているかもしれません。その場合、京都と北海道のどこに境界を引くべきなのでしょうか。
まあそんなわけで、なかなか具体例を挙げるのが難しいのですが一応、まわりからちょっと浮くぐらいのオカルト的性格で、あまり他人とかかわらない人といったところでしょうか。
漫画でいうと『百鬼夜行抄』の飯嶋律なんかが相当すると思います(マイナーかな)。
テレビをつけると細木○子さんとか、江原○之さん等々見かけますが、あの人たちはこのグループではないと思います。あまり他人とかかわらない人が、芸能界で生きていくのは難しいと考えますので。
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