C-① 強迫性人格
Cのグループに移ります。
中学の時の同級生に、すべての数字と記号を定規で書くやつがいました。さすがに日本語は手書きでしたが曲芸を見ているようなすばやさでした。
このカテゴリーの特徴のひとつに頑迷があります。いいかえればこだわりの人です。
まあ別に、一人でこだわっている分には何の問題もありません。そうであればただ、「おもしろいやつ」とか「きちんとしている人」とか、うまくすると「すごい技術を持っている人」とか下手してもせいぜい「ちょっと変な暗いやつ」で済むでしょう。
問題は、そのこだわりを他人にも強制する場合があることです。
まあ相手が同級生なら適当にあしらえばいいのですが、先輩や上司となると大変です。例えば「コストカットのため当部署では、ボールペン一本から伝票を切るように」という新しいルールが施行された場合、可能性としては
① 上層部が無能である。ボールペン一本から伝票を切っていては、業務の効率が落ちかえってコストがかさむ。
② 上層部が強迫性人格である。コストカットというのはたてまえで、自分のこだわり(ボールペン一本からの使用状況を把握したい)を押し付けただけである。
③ 上層部が有能である。ただ、ボールペン一本からのコストカットをしなきゃいけない会社は、かなり危ない。
のいずれかであると思われます。
お金の管理は『きっちり』しています。この人達が銀行マンである場合、安心して預けることが出来るのではないかと思います。
でも、この銀行から借りる場合は苦労するかもしれません。
こだわりと社会的利益が一致する場合、この人達は有能です。特にそれがチームワークを必要とせず、自分ひとりの努力が反映される性質を持ち、上司・他部門や他社との折衝・交渉をあまりしなくてすむ場合は顕著です。
学者や職人・特殊分野の技師あたり、向いてるんじゃないでしょうか。
こだわりが成就できないと落ち込みます。また、わき道にこだわって本筋を達成できないこともあるようです。政治家や情報部員には向かなさそうです。
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