2008年10月21日火曜日

人格・性格の話③

B-① 演技性人格
これはすでに書きました。魅力的な女性に多いといううわさがあります。ですが演技性人格に魅力的な女性が多いのか、魅力的な女性に演技性人格が多いのかは、資料がないのでわかりません。

まあそれはともかく、要は見栄っ張りで自分を実際より良く見せることにエネルギーの多くを傾ける傾向の人です。
とはいっても一般の人間でも多くの人は一歩家の外に出たら多少なりともとりすまし、とりつくろうでしょうし、ちょっと格好をつけるとか気取ってみるとか、ほとんど無意識にやっていることではないかと思います。
以下のカテゴリーすべてにいえることですが、大多数が持っているいろんな感情や癖やしぐさ・行動などのうち、他人よりいくらかでっぱっている部分を『人格傾向』として捉えているんだと考えるといいかもしれません。

B-② 自己愛(ナルシスト)性人格
I am ok,You are not ok(この場合のYouは複数形)
むかしCMで『ビールをまわせ。底まで飲もう。あんたが一番、わたしが二番。ドンドン。』なんていうのがありましたが、このカテゴリーは逆で『わたし』が一番。他人はすべて着外で問題外ということになります。
ナンバーワンというのは他の人と評価を競って一番ということですから、この傾向の人はナンバーワンというよりむしろ

『もともと特別なオンリーワン』、つまり私は競う必要なく、
生来的・本質的に君臨する存在なのだと考えている
(あるいは 無意識にそういう行動原理を持っている)
わけです。

当然の帰結として、他人は自分をほめたたえるのが自然で、自分は他人をいいように使いまわして当たり前。

しかしよっぽどのお金持ちの家か、貴族の家系にでも生まれ育てばいいですが、このような考え方は本人にとっては常識であっても世間にとっての非常識ですから、普通は反発を受け思うようにはなりません。
そうなりますと、自分にとって当然のことをしているのになぜうまくいかないのか理解できないということになります。

場合によっては、現実を認めず白昼夢の世界をひろげて自分を慰めたり、理不尽でありえないような理屈を捏ね回して、自分の不遇を正当化しようとしたりします。
あと、対等な立場で他人と共同作業をすることが苦手です。

まあ要はプライドが異常に高く、自己中な人です。

ただこれも、みんな本音は自分が一番大事であり、自分より他人(家族や恋人を除いて、たとえばそこら辺を歩いている通行人)が大事であるという人はそうそういないので、一部の人たちだけにある思考ということではなさそうです。
でもかなり恵まれた環境の人でなければ、『おれ様中心』精神では世の中渡っていけず、ある程度他人を尊重し、折り合いをつけて生活しているわけですから、このカテゴリーの人はその折り合いのつけ方が下手な人といえるかもしれません。

0 件のコメント: